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アメリカン・ヒストリーX



アメリカン・ヒストリーX(98年アメリカ)
監督  トニー・ケイ 脚本 デビッド・マッケナ 音楽 アン・ダッドリー
出演  エドワード・ノートン エドワード・ファーロング エイブリー・ブルックス ステイシー・キーチ
<あらすじ>
優等生だったデレク(エドワード・ノートン)は、父親が黒人に殺されたのを境に白人至上主義の組織に入り、その活動にのめり込んでいく。ついに彼は車を盗もうとした黒人を無残に殺し、刑務所に入れられる。一方兄を尊敬する弟ダニー(エドワード・ファーロング)もまた、兄の真似をして組織に出入りするようになっていた。だが3年後、出所したデレクは別人のように変わっていた。戸惑う弟に、デレクは自分を変えた刑務所の中での出来事を、静かに語り始める。
<レヴュー>
よくアメリカの○○大学に留学したなんて人は耳にしますが、皆さんは一体アメリカという国をどこまで理解しているでしょうか。この映画は「自由の国」の真の姿を垣間見せてくれます。かつて帝国主義の惨禍を生み出した白人至上主義ですが、現在のアメリカ社会では黒人が逆差別されているという事実もあり、現実はなかなか一筋縄ではいかないもんです。ただ人種・思想を越えて家族が大事であること、心を割って話せる友が大事であることに気付いた彼(デレク)は「憎しみは人を幸せにはしない」ことを学ぶ。でも描写がキツいシーンもあるので、ヨイ子は覚悟して観てね。
(月間Cam's北見04年9月号掲載分)もどる 次へ
 
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