<レヴュー>
「T2」「タイタニック」で有名なキャメロン監督、そしてシュワルツェネッガーの出世作である本作。3はちょっと?な映画でしたが、こちらは文句無しのSFの金字塔。というかラブストーリーでもあり、2と比べればちょっとホラーかもしれません。シュワルツェネッガーが悪役という、数少ない作品ですが、彼が無表情な殺人鬼と化して執拗に追いかけてくるその様は、以後の作品には見られない無気味さがあります。そして圧巻なのは、骨だけになったターミネーターがなおも追跡してくるシーン。CGのない時代、これが当時低予算で作られたとは全く感じさせない完成度です。この後すぐに「T2」を観たくなること間違いなし!
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