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ドラゴンへの道



ドラゴンへの道(73年香港)
監督・脚本・音楽・武術指導 ブルース・リー
出演 ブルース・リー ノラ・ミャオ チャック・ノリス ワン・チュン・スン ジョン・ベン
<あらすじ>
知人が経営する中華レストランがギャングの地上げにあって苦しんでいる事を知り、タン・ロン(ブルース・リー)は単身ローマにやってきた。チェン(ノラ・ミャオ)の経営するその店は毎日のように嫌がらせを受け、ギャングらは店の譲渡契約書にサインするよう迫ってきていたのだ。そこでタンは得意の中国武術で、ギャングらを見事蹴散らし、チェンをはじめとするレストラン従業員らの信頼を得るが、ギャングのボス(ジョン・ベン)は全米空手チャンピオンのコルト(チャック・ノリス)を新たに刺客として送り込んでいた。
<レヴュー>
香港映画としては初のローマロケを敢行したアクション大作。全編リーのアクションが凄まじいですが、中でも映画史に残るコロッセオでのチャック・ノリスとの決闘シーンは必見。撮影はセットでヘボいですが、CG全盛の時代だからこそ、今この闘いは我々にとってより深い意味を持つと言えるでしょう。タンは倒した敵にも礼を尽くし、遺体に手を合わせますが、真の強者とは礼節を知るものであることを亀田某には知ってもらいたいですね。ところでこの映画でリーが倒すのはほとんどが欧米人。アヘン戦争以降、欧米に食われ続けてきた中国人としての復讐心が、この映画を撮る動機になっていたのかもしれません。
(月間Cam's北見06年10月号掲載分)もどる 次へ
 
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