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猿の惑星 征服



猿の惑星 征服(72年アメリカ)
監督 J・リー・トンプソン 脚本 ポール・デーン 音楽 トム・スコット
出演 ロディー・マクドウォール ハリー・ローデス ドン・マレー リカルド・モンタルバン ナタリー・トランディ
<あらすじ>
言葉を話す猿たちの繁栄を恐れた人間に、コーネリアスとジーラの猿の夫婦が殺されてから18年。彼らの遺児マイロ(ロディー・マクドウォール)はサーカスの主アルマンド(リカルド・モンタルバン)によって匿われていた。地球では謎のウィルスによって犬猫が死滅し、替って猿がペットとして飼われるようになっていたが、奴隷として虐待を受け、警官に暴行される仲間の姿をみた彼は、ついに人間への反乱を開始する。「恥知らずの人間共め!」彼はそう叫び、ここに猿と人間の果てしない戦いが始まった!
<レヴュー>
1作目以外は駄作とされている「猿惑」シリーズですが、個人的にはこれが一番好き。猿の復讐編といったところです。未来からきたはずの猿によって、地球の未来が築かれるというこのタイム・パラドックス。ここで築かれた猿社会が、そのまま1作目にも繋がるんですね。今でこそ色色ありますが、当時としては凄いストーリーだったはず。このシリーズの猿はかつての有色人種に重ねて描かれていることで知られていますが、今の人類に対する警鐘のようにも思えます。これからはロボットが人間の世話をしてくれる社会になるそうですが、機械が自我に目覚め人間に復讐し・・・ってそりゃターミネーターか。
(月間Cam's北見06年9月号掲載分)もどる 次へ
 
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