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ALWAYS 三丁目の夕日



ALWAYS 三丁目の夕日(05年日本)
原作 西岸良平 監督・脚本・VFX 山崎貴 音楽 佐藤直紀
出演 吉岡秀隆 堤真一 小雪 薬師丸ひろ子 堀北真希 小清水一揮 須賀健太 もたいまさこ 三浦友和
<あらすじ>
昭和33年、建設中の東京タワーの近くにある夕日町三丁目の物語。青森から集団就職で上京した六子(堀北真希)は鈴木則文(堤真一)が経営する鈴木オートに就職するが、思い描いた会社のイメージとのギャップに落胆する。一方、鈴木オートの向いには売れない小説家・茶川竜之介(吉岡秀隆)が駄菓子屋を経営しながら細々と暮らしていた。茶川はひょんなことから居酒屋の女将ヒロミ(小雪)に頼まれ、親に捨てられた少年・淳之介(須賀健太)の面倒を見ることになる。
<レヴュー>
戦争から60余年、ケータイとパソコンで何でもできる時代になりましたが、この国がその代償として失ったものはそれより遥かに大きいように思います。この作品はまだ貧困や戦争の爪痕が残る時代のお話ですが、「家族」と「地域社会」がまだ生きていたため、人々は貧しくても助け合って生きていくことができた。なぜ豊かさを手に入れた今の日本人に自殺者が多いのか、その答えがそこにあるように思います。だからといってこの映画は単に「昔に帰れば良い」と言っているわけではありません。ただ少し立ち止まって振り返り、皆で一緒に今日の夕日を見ようじゃないか。「ALWAYS 三丁目の夕日」はそんな映画です。
(月間Cam's北見07年2月号掲載分)もどる 次へ
 
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