<レヴュー>
超人気アメリカンコミックの映画版。主人公ピーターの叔父の「大いなる力には大いなる責任が伴う」という言葉が全編を通したテーマとなっています。力を持った者はそれを世の中のために生かさなければならない、というのがこの作品の発するメッセージでしょう。ピーターも叔父を亡くしたことでそれに気づき、その力を世の中に役立てよう、としていくわけです。また、恋に臆病だったりもして、決して完全無欠のヒーロー像ではなく、自分の弱さと葛藤しながらも成長していくというのが、イカニモって感じではなく好感が持てますね。一方でヒロインのMJ(キルステイン・ダンスト)は作品中2回も男を替えている・・・!なんつー尻軽だ。 |