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機動警察パトレイバー



機動警察パトレイバー(89年日本)
企画・原作 ヘッドギア 監督 押井守 脚本 伊藤和典  音楽 川井憲次
声の出演 古川登志夫 大林隆介 富永みーな 榊原良子 阪脩
<あらすじ>
1999年夏。篠原重工の天才プログラマーである帆場暎一は、レイバー用海上プラットホーム「箱舟」から投身自殺を計る。時を同じくして作業用レイバーが突如暴走するという事件が多発、ついには自衛隊の試作レイバーまでが無人のまま暴走するという事態ににまで発展する。暴走レイバーにはすべて帆場暎一の開発した最新のOSである「HOS」が搭載されていることに着目した特車ニ課第ニ小隊の篠原遊馬(古川登志夫)は、独自にその因果関係を立証するために奔走するが・・・。
<レヴュー>
これを観た当時は小学生で、内容の深い部分には正直ピンと来なかったのが正直なところでしたが、この作品は今の時代になってようやく真実味を帯びてきたような感があると思います。公開当時(89年)パソコンはまだそれほど普及していなかったわけですが、そんな時代にすでにコンピューターウイルスによる犯罪が、将来起こりうると予見していた押井守という男はやはりタダモノではない。凄い先見性です。実際に今、ウィニーの事件とか起きてますしね。「人間の側が間違いを起こさなきゃ、機械も決して悪さはしねえもんだ」。劇中のこの言葉こそ、現代の我々に求められていることのように思います。 (レイバーというのは作業用のロボットのことです。簡単に言えば。)
(月間Cam's北見06年5月号掲載分)もどる 次へ
 
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